地獄の果てでもDTM

優しくなれよ。俺もなるから。

非EDMインスト雑レビュー:Jon Hopkins "Opalescent"

 ちょり~sっすwww

太田です。

今日も今日とてエレクトロニックミュージック初心者に向けて、俺のオススメアーティストとアルバムを紹介してくべ~。

第2弾はコイツじゃ!

 

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Artist:Jon Hopkins(ジョン・ホプキンス)

イギリス出身。元ピアニスト。映画音楽作家としても活躍。

俺のオススメの曲:Elegiac, Light Through The Veins

 

この人はね、アルバム聞いてからライブ見ると結構驚くかも。

テクノ系アーティストはライブで曲を演奏する際、音源の通りに再現するだけに留めない。あちこちにエフェクトかけたり、途中でメロディやコードを抜いたり、逆にアドリブで追加したり、そういう即興を連発して「時間」として完成させる。即興だから同じ演奏は2度と出来ないし、2度と聞くことが出来ない。

なので展開が前衛的になったり、グチャグチャになったりするのだ。彼も例外ではない。怒涛のアドリブでどんどん音を追加したり抜いたりを繰り返す。パンクである。

しかし、それが醍醐味の一つとはいえ、いきなりそんなの見せられても初心者は辛いだろう。小さい手でお皿作るしか出来ない状態で汲み取れる水は少ねぇからな。色々とこの手のジャンルを聞いてみて、自分の中にあるお皿をデカくするんじゃ。そうすれば受け取れる音楽も増えるべさ。

 

 おすすめのアルバムは2001年(信じられないが)に出たこれじゃ!

 

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"Opalescent"

アコギとシンセで全体を通して海中にフワフワ浮いてるかのような浮遊感がある。これを若干21歳にして作り上げるというから驚き。クラシック音楽出身だけあって、音楽理論に裏打ちされた隅々まで行きわたった繊細な表現が聴ける。ほんと聞いてて惚れ惚れする。自殺志願者以外はドライブ中には聴くなよ。

 一体どうやって制作してんのか知らんが、ループ的でない作りの曲が多い印象。メロディックだし、コードも多彩。バンド音楽みたい。

 全体通して55分。すべてゆったり系の曲なので聞きやすいっちゃ聞きやすいんだけど、ぶっちゃけ途中で飽きるかも。まあベッドに寝っ転がって聴くべし、って感じやな。

神秘的!ぴょ~。

 (このアルバムでおすすめの曲はCeruleanです。)

 

 

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