地獄の果てでもDTM

優しくなれよ。俺もなるから。

DTMって聞かれないよね

どうも私です。

 

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DTMは聞かれない。そういうもんだ。

当然だけどね。プロちゃうし。

自分だけの表現を極めたいのなら、誰にも聞かれないなんてことは問題でも課題でもない。聞かれなくとも、曲を作った時点で話は終わる。

しかし俺を含めた多くの作曲者は聞いてほしいはずや。音楽でなくとも、小説、漫画、ダンス、映像作品含めて、すべての表現に魅了され作り手となった人間は、作品を見て欲しいと考えている。

音楽は目に見えないため、鑑賞者に委ねる想像力が大きく、なかなか気持ちを伝えることが難しい。しかも俺の場合、惚れたジャンルがインスト(歌詞なし)であるため、そういう曲に触れる機会さえ中々ないであろう多くの人々に音の美しさや展開の素晴らしさを伝えることが容易ではない。

みんなシンセとか興味ないわけよ。そりゃそうだ。ギターの方がかっけえもん。派手だし。動いてるし。おそらくシンセは「楽そう」「努力してる姿が見えない」「乗れない」という印象さえ抱かれていることだろう。

そうじゃないんだよシンセの魅力はな、えーとあれだ。音がきれいだ(語彙力)

 

まあとにかく、音だけではシンボルが見えない。音だけ聞いたところで、みんな、何を考えればよいのか分からなくなる。

なのでインストを作ったら積極的にMVを作らないと、面白い作品として昇華できない。見られない。

虚しいものだ。それでも作り続けるのは、俺にはこれしか出来ないからとしか言えない。それに尽きる。分かりにくいというヒビをこじ開け、どうにかこうにかマニアックと一般を隔てる壁を破壊したい。

聞いてほしい。

 

つまるところ俺の目標は、KiasmosやTychoやBonoboなど、アンビエントとテクノの組み合わせによって生まれる美しい機械音楽を、俺が理解し咀嚼し作り手となり、多くの人に届けることにある・・・気がする。

 

 歌詞はいらん。

言葉はいらん。情報過多でうんざりや。

言葉はネットで十分。